早春の柳生街道(滝坂の道)ウォーキング -奈良県支部 報告-

早春の晴天の一日〔3月22日(土)〕、全員70代の高齢者5名で、江戸時代にタイム・スリップしたような”柳生街道”を歩いてきました。
近鉄奈良駅からバスで35分乗車、古刹「円成寺」から歩き始め、ゆるい上り道の樹林帯を歩き、約3キロで『峠の茶屋』に着き、”わらび餅”を全員で食べました。

建物本体は200年近く経ち、家の鴨居(カモイ)には古めかしい鉄砲や槍が掛けられ、武芸者が「飲み代」のカタにしたという。
ここからはその昔、柳生十兵衛も歩いたであろう「滝坂の道」を下っていくことになる。
世界遺産、春日奥山原始林の中の石畳道は太陽が十分に届かず、苔むした道は下りに注意が必要だ。
途中、荒木又衛門が試し切りしたという伝説がある「首切り地蔵」や、「朝日観音」、「夕日観音」、「寝仏」等の苔むす石仏がたたずみ深山の感じでした。



新薬師寺を通り過ぎ、「破石バス停」でバスに乗車、ここまで出発点の円成寺から約10キロ、のんびり歩いて約4時間の行程でした。
近鉄ビル8Fの中華料理『百楽』で新年懇親会を予定していましたが、当日は貸切り満席とのことで、岸下氏の参加も得て、近くの老舗料理店『月日亭』で カンパイ!!
早春の奈良奥山を満喫してきました。
〔参加者〕 乾(昭和30年卒)、田尻(31)、尾崎(32)、室野(33)、福田(35) 〈懇親会参加〉岸下(34) 以上6名
奈良県支部長 室野 進
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